10/13.14に行われた「夜の美術館 2018」ですが、本当にに多くの方々に支えられて、何とか成功することが出来ました。そしてそれは、人と人の繋がりが影響しているのだと、本当に感じます。「夜の美術館」の打ち上げの時に菊池士英さんから相談された、今回の「HINKARINKAのニケ」の寄贈の件も、人の繋がりから偶然が必然になっていったように思えます。
銀座の東急プラザ「HINKARINKA」のオープンを記念して作られた三体のニケ(NIKE)は、デジタルハリウッド大学院の協力のもと、VJやアートディレクターとして幅広く活躍している浅田真理さんが制作したものです。ギリシャ神話に登場する勝利の女神「サモトラケのニケ」がモチーフになっていて、2年半の展示期間中は営業時間中プロジェクションマッピングをしていたものです。そのうちの二体はデジタルハリウッド大学へ、一番大きな一体が佐々木美術館に寄贈されることになりました。
寄贈が決まると話はあっという間に進んで、急遽10/19(金)に搬入ということになり、当日は浅田真理さんがお忙しい中仙台に来てくれて、菊池士英さんも駆けつけてくれて、こちらも村山耕二さんやchica-bouさんをはじめとしたメンバーが集まってくれての搬入となりました。何とか無事搬入も終わり、楽しい歓迎会を行い、翌日から搬出のために切り落とされた羽の修復作業となりました。修復作業は、失敗は許されない大変な作業で、慎重に進められ、3日がかりの作業となりました。詳細はFBで投稿してあります。浅田さんの妥協は許さない姿勢は素晴らしく、刺激を受けました。
10/23(火)から、まだ仮設の台に乗った状態ですが、ニケをご覧いただけます。プロジェクションマッピングはプログラムを佐々木美術館使用に変えなくてはならないので、当分白いままの展示となりますが、プロジェクションマッピングをして頂くお約束もいただきました!楽しみです。
現在新しい台を制作しております。完成しましたら先ずは「ニケのデッサン会」を予定しておりますので、FB等をチェックしてください。
浅田真理/Mira Creative http://mira-creative.com