現在行われている、宮城輝夫さんの版画集を中心とした企画展「コレクション展」は3/26(日)までの開催となっています。3/28(火)からは「佐々木あゆみ 蠟画展」がはじまります。
佐々木正芳の妻、故 佐々木あゆみの若かりし頃の作品で、蠟画(ろうが)の展示を致します。1960年代の作品が多く、独特の技法で描かれた蝋画は、佐々木あゆみの底知れぬ内面を反映しているようです。奇怪な物体や文様の構成で描かれ、観た者の心に突き刺さって来ます。モノトーンの世界の中に朱や藍、銀といった色も見えてきます。
5人の子供を育てながら、家業の事務方をこなし絵の制作も行っていました。同じ子を持つ身となってみると、信じがたいエネルギーを感じます。
普段は美術館の二階の一室を佐々木あゆみの展示室にしております。今回はまた違った世界をお見せできることでしょう。
「佐々木あゆみ 蠟画展」
2017年3/28(火)~5/7(日) 10:00~17:00
秋保の杜 佐々木美術館&人形館 人形館2F企画展示室
月曜定休