佐々木正芳が挿絵を手掛けた「酒の三太郎」40年以上前の作品です。本来ならば原画展を開催中でありましたが、コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休業によりご覧いただけない為、ウェブ上でご覧いただきたいと思います。
5冊組の「みやぎ民話絵本」の中の一冊です。現在絶版となっていますので手に入れることは難しいです。何ともおかしな物語をどうぞ。
いかがでしたか? 宮城県のおそらく県北の方の方言での表現で読みづらいかもしれませんが、良い味わいがあります。
美術館でご覧になられたお客様から「こんで えんつこ もんつこ さけた」の意味を尋ねられます。
こんで=これで えんつこ=世の中も こんつこ=門の中も さけた=栄えた
「おあとがよろしいようで」「めでたしめでたし」的なもののようです。
最後に、「みやぎ民話絵本」に収められている佐々木正芳が執筆している「私と酒の三太郎」のデータも添付いたしましたので、興味のある方はダウンロードしてみてください。